シベットコーヒーを飲んでみました【フィリピン備忘録】
フィリピンで購入したシベットコーヒー。
「シベットコーヒー」(Civet coffee)はジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことで、フィリピン産のものは「アラミド・コーヒー」(Alamid coffee、現地の言葉で「カペ・アラミド」Kape Alamid)と呼ばれています。
コーヒー農園で栽培されるコーヒーの熟した果実を、農園で放し飼いにしているジャコウネコが餌として食べ、消化されずにそのまま排泄されたコーヒー豆をきれいに洗浄して、よく乾燥させた後、焙煎したものです。
希少価値の高いコーヒーで、マニラのスーパーマーケットで購入しました。150グラムでP1600(約3200円)でした。
通常のコーヒーよりかなり高額なので、レジのお姉さんが「これはすごく高いコーヒーだけれど、大丈夫?」と心配してくれました。一般的なコーヒー豆の8〜10倍くらいの値段だと思います。
先日、美味しいシベットコーヒーの飲み方を探っでみました。
まずは豆を観察。
私はカカオのような香りに感じましたが、なんとも言えない芳醇な香りでした。
ハンドドリップとフレンチプレスで飲み比べ。
フレンチプレスで淹れた方がしっかり抽出され、シベットコーヒーの香りを楽しめます。私はコーヒーはまだあまり詳しくないのですが、フィルターを通すことで油分が必要以上に濾されてしまう感じがしました。
フレンチプレスで淹れても雑味がなくあっさりしていて、いつものコーヒーとは全く別物でした。
1杯につき8クラム使用しましたが、もう少し濃く淹れてもいいかな…。
まだ豆が残っているので、再挑戦しでみます。
ご訪問ありがとうございました!