フィリピンのコロナウィルス対策
ここ数日、フィリピンでも新型コロナウィルス感染者数が増えて、昨日累計24名になりました。一夜明けて、また少し増えたようです。
急に増えたのか、ようやく本格的に検査を始めたからなのかがわからないのですが、メトロマニラのような大都市でコロナウィルスの影響が出るのは驚くことではないと思っています。
国内感染が判明したことで、新型コロナウイルスへの感染拡大を防ぐため、ドゥテルテ大統領が「公衆衛生の緊急事態」を宣言しました。
現段階では一般市民の行動は制限されていないので街はいつもの通りですが、今週末のイベントは規模の大小は問わず続々とキャンセルされています。
マスク着用者数は少し増えましたが、1月末の火山噴火の影響で、マスク不足は継続中のようです。
フィリピンの人達は日頃からハンドサニタイザーを持ち歩いているので、さらにしっかり手洗いと消毒をすることを感染予防対策として掲げているようです。
ほとんどのショッピングモールではエントランスで検温があり、ランチタイムは検温待ちの大行列ができたりしますが、皆さん整然と並んで順番を待ちます。
モール内の化粧室には清掃担当者が数人いて、いつもは暇そうにお喋りをしているのですが、週明けくらいから消毒作業を黙々とこなしています。
ちなみに滞在しているコンドミニアムのお向かいのモールの化粧室は
「5名使用後にトイレの個室と便器の清掃」
「10分毎にシンク周りの清掃と消毒」
「15分毎にアメニティの補充」
というルーティンだそうです。
滞在中のコンドミニアムのエントランスでも、来訪者には検温があります。
エレベーターの行先表示ボタンには透明のカバーが付きました。消毒作業がしやすいのかもしれませんが、少しボタンが押しにくくなりました。
更に昨日の夕方、エレベーター内に消毒用アルコールのディスペンサーが設置されました。エレベーターのボタンを押す前に使うのか、押した後に使うのか、息子と意見が分かれてしまいましたが、エレベーター内でも手指の消毒をするようにします。
消毒用のアルコールはスーパーマーケットやドラッグストアにまだ在庫がたくさんあるようですが、感染者数が増えてくれば手に入りにくくなるのは確実です。
いつもは帰国時のお土産用にハンドサニタイザーをたくさん購入するのですが、今回は少しでもフィリピンの皆さんに行き渡るように、自分用に少しだけ。
フィリピンに滞在していても部屋でのんびりしている時間が長いのですが、油断しないでしっかり手洗いと消毒を続けます。
早く穏やかな生活が戻りますように。
ご訪問ありがとうございました!